有料老人ホームとは

有料老人ホームとは、老人福祉法第29条によって規定されている、高齢者の生活のための施設です。常に1人以上の老人が入所しており、生活サービスの提供を目的にしている施設の中でも、老人福祉施設以外のものが該当します。
2006年4月以前は、10人以上でなければならないという人員基準がありましたが、法改正により撤廃されました。また、ここでいう老人とは65歳を超える高齢者の事を言います。

有料老人ホームを設置するには、あらかじめ都道府県知事に届出をする必要があります。民間企業が経営している場合が多く、料金の設定についても数百万円から数千万円と様々であり、入居時には入居一時金を支払うという、「終身利用権方式」、「賃貸借方式」、「終身建物賃貸借方式」があります。介護保険が適用されているかどうか、また介護サービスの内容によって、有料老人ホームは「介護つき」「住宅型」「健康型」の3つに分けられます。2006年以降は、都道府県によって、介護保険料を抑制するために、年次ごとの新規の開設数が制限されています。

2000年の介護保険法の施行以後は、日本国内において民間事業者による有料老人ホームの設立が相次ぎ、全国では2000件以上が設立されています。2000年以降に設立された有料老人ホームは、主に要介護者向けの有料老人ホームです。平均的な有料老人ホームにおいては、居室の数は50室程で、約18平米ほどの、トイレ付きの個室が標準的なものとなります。リビングやダイニング、浴室などは共用となっています。